記事一覧

修理代0円

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 先日、知り合いからストップランプが点灯していないと教えてもらう。確認すると、全てのストップランプが点灯していない。ブレーキペダルからリレー、ヒューズなどをチェックするが正常である。そうなると配線の断線しか考えられない。
 ただ、車両12mの配線の断線を見つけるのは少々やっかいである。ウイネベーゴのHPでワイヤリングダイヤグラムをダウンロードし、ハーネス番号を確認する。インターネットの有難さを実感する。車体下にもぐり何本もあるコルゲートチューブの中に入っているハーネス番号を確認する。ようやくハーネスを発見し、テスターで確認するとはやり電圧がかからない。それを繰り返し断線をようやく発見。決してお世辞にも整理されているとは言えないアメリカ製キャンピングカーの配線をタイラップで固定し、束ねてあった余分なハーネスを切りすっきりと整理した。そして、断線をギボシで接続して完了。修理費0円。

修理代0円

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 写真はパワーウインドウのモーター。
 以前から、窓を上げる時に動作しないことがしばしば。
 ドアの内張りを剥がし、電圧を測定すると正常にスイッチから電圧がかかっている。
 となると疑うべきところはモーターである。
 モータを取り外し、分解してみるとブラシがシャフトの一部にしか当たっていない状態。
 これでは、電磁石の力が弱く、ガラスを下げるのは重力が加勢をしてくれるためOKだが、重力とは反対のガラスを上げる動作ができないはずである。
 磨耗が原因と見られるがまだブラシは交換するに至っていない。このため、ヤスリで接点部分を研磨し、シャフトに当たる面を大きくする。
 組み込んで取り付けたところ、正常な動作に戻った。修理費用0円。

静かな発電機は?【ドメティック・トラベラー】

 昨日の記事に引き続き発電機の騒音について。
 今回の動画は、国産キャブコンなどに搭載されているドメティック社のトラベラー。(ホンダ製エンジン)
 トラベラーの場合、バケージドアを開け閉めしてもほとんど音量の違いが分からない。

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http://www.net-camper.com/2009coleman/video/gen3.wmv
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静かな発電機は?【オナン】

 車載発電機としてはメジャーなONAN社。
 前回のホンダEU16iと比較した場合の騒音の違いはいかがなものか?数字の比較よりも動画で確認してみる。
 ドアを開けたときと閉めたとき、騒音の違いは顕著である。
 以下は、オナンマイクロライト4000の動画ファイル
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http://www.net-camper.com/2009coleman/video/onan.wmv
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エアコンシーズン前に

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ブログの写真はキャンピングカーではなく、私の会社で使ってるH9年式の日野レンジャー2の写真です。
レンジャー2と言うのはトヨタのダイナ・トヨエース等と同じ車のブランド違いの車です。
カムロードに関しては所有した事がないので、同じ造りか不明ですので、参考までに。
助手席の足元、ウインドウオッシャー液タンクの奥にある、空調のフィルターの写真です。
最近、風量が少なく感じたので、ウオッシャータンクを外して確認した所、フィルターが埃で目詰まりしてました。
エアコンシーズン前に、お掃除する事をお勧めします。

車種により、フィルターの位置に違いがあり、いすゞの旧エルフは確かグローブBOXの奥付近にあったような...?。
以前、ペットを同乗させる人のキャンパーのフィルターの掃除を行った事ありますが、それは、もう、凄まじい状態でした。

made in 韓国

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 先日、軽自動車のタイヤ交換のためにタイヤを買いに行く。
 買いに行くところは、ヤイヤショップやカー用品量販店でもなく、港の近くに巨大倉庫がある会社。
 ここは、海外からのタイヤをコンテナで輸入して日本全国に激安で販売している。日本でも有名なタイヤ輸入会社である。
 知り合いからタイヤのことを相談されると迷わずその会社を薦める。理由は価格。それに性能も良い。
 今回購入したタイヤは韓国製。この会社では、台湾製、中国製、インドネシア製など様々な国から輸入をしている。
 気になる価格は・・・・軽自動車純正サイズ、155/65R13の4本で9千3百円程度。4本の合計金額である。
 これまで韓国製タイヤをかなり使ってきたが、タイヤの減り具合やグリップなど国産タイヤと何ら大差ない。
 現に、国産自動車メーカーが新車時に韓国製タイヤを採用しているケースもある。
 ただ、今回購入したタイヤで感じたことは組み替えの際にサイドウォールとトレッド面がが硬く、タイヤチェンジャー組み込み時にかなりの力でサイドウォールを押し下げないと組み込みにくかったことである。乗り心地に多少影響はあるかもしれないがこの安さを考えるとお得感は大きい。

プラグコード交換

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 写真は、シボレーP30のプラグコード。黒いコードは純正の7mmで、青いコードは社外の8mm。
 純正は、造り自体が弱いため点火不良やボタつきの原因となることもある。
 プラグコードを8mmに交換したからといってレスポンスが大きく変わるわけでもないがここ最近、プラグコードのリークがあったためこのコードへ変更してみる。
 一部によるとプラグコードの抵抗値が変わりSESランプが点灯するという話も聞くが定かではない。

ブレーキホース

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写真は、1992年式ウィネべーゴ・サンフライヤーから外したブレーキホースをカットした物です。
ブレーキホースが経年変化で劣化し、ところによりホースの穴の形状が円を保てておらず、その為、ブレーキキャリパーの戻りが悪く、ブレーキが引きずったような状態でした。

アメリカよりブレーキホース等を輸入し、ブレーキホース交換・キャリパーO/Hなど行い、車検も済んで、快調になった、サンフライヤーを引き取り、柳川選手は福岡へと帰って行きました。

来週末は、鈴鹿サーキットで行われる鈴鹿2&4と言うレースに出場する為、柳川さんはサンフライヤーで鈴鹿に向かわれます。

僕は仕事で、行けませんが~。(T_T)

事務局 賢

タイヤ交換

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今日は茨城の筑波サーキットで、全日本ロードレース選手権第一戦が開催されており、友人である柳川 明選手の応援に行きたかったのだが、私は3月~5月は仕事が忙しく、土日も無いような状態。
今日も仕事しながら、暇を見て、キャンピングカーのタイヤ交換を行いました。
職業柄、私の会社には、エアコンプレッサー・エアジャッキ・インパクトなどタイヤ交換に必要な道具が揃っており、やる気になると短時間で出来るのですが、なかなかやる気が無くて・・・。(笑)

今回はスタッドレス→ノーマル(MIXタイヤ)へと交換でしたが、今シーズン、スタッドレスタイヤでの移動は、駐車場⇔会社作業場の数十mを数回往復したのみ...。
両タイヤとも、ワイドを購入した3年半くらい前に購入したのですが、この期間で1万km程度の走行なんで、殆ど減ってません。

ちなみに、筑波のレースJSB1000クラス、柳川選手は予選9位・決勝4位でした。
次は2週間後に鈴鹿サーキットで鈴鹿2&4と言う、4輪のレースと共催で行われます。
機会がある方、現地での応援、よろしくお願いします。

事務局 賢

車検

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今年もkawasakiのチームグリーンから全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに出場する柳川 明さんのキャンパーの車検を、私の近所の整備工場にて車検中。

柳川 明さん 公式ホームページ
http://www.akira87.com/

多分、今まで、全く換えた事のない、ブレーキホース(5本)・ブレーキマスターシリンダー・フロントスタビライザーブッシュなどをアメリカに発注し入手・交換し、昨日はオーナーの許可を得て、試運転に。
久々に乗って、またクラスAが欲しくなりそうな...。

ブレーキホースは経年変化で、ホースのゴム部分が、ふやけたような状態になり、ホースの内径が細くなり、ブレーキの戻りが悪くなったような状態に。
ブレーキマスターシリンダーは特に症状があった訳ではないけど、サビが酷かったんで、トラブル予防の為にも交換。
スタビライザーブッシュは、ブッシュ内径が大きくなり、ガタが発生してた為の交換です。

事務局 賢

FRP仕上げ手順

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 昨日の記事に引き続き、べクトラのボディ側面の修復について。
 昨日の写真は、変性シリコンを薄く塗り、その上にガラスマットを貼り付けた状態。これを完全に乾燥させ、グラインダーで荒削りを行う。その後、電動サンダーの40番程度でさらに研磨を行い、できる限りフラットにする。
 この場合、凹凸の凸があると×。FRPは硬いため、後のパテ塗布後に削ると、パテの部分が削られすぎてしまう。
 このことからも、FRPは、凹の状態が○。
 凹の状態は、ごく僅かにとどめる。それは、パテを薄く塗布するためである。凹が深すぎるとパテで厚みを出さなければならないため、曲がりに弱くなり割れてしまうことがある。
 パテは薄く塗布する(薄く塗れる状態に下地を調整する)のが基本中の基本である。
 例をあげると、一般的に普通車のドアを大きくへこませた場合は、裏面から有る程度たたき出すか、電気スポットプーラーなどを使い引っ張り出す方法が取られる。これにより、凹みを極力小さくし、パテの使用を薄くすることで割れが発生しない。
 その後パテが乾いたところであて木などをし、80番の耐水ペーパー~240番~600番と番数を大きくしながら研磨していく。
 丁寧に研磨し、完全にフラットにする。この作業が雑であるとうねりの原因となる。
 研磨が終わり洗浄、乾燥させ、サーフェーサーを塗装する。サーフェーサーは数回塗り重ねる。小さなピンホールは、サーフェーサーで埋めることができるが塞げない大きさのピンホールは、仕上げパテを使う。(写真の緑の部分)仕上げパテは、極小の傷やピンホールを埋めるパテであり、決して厚づけはできない。
 (このサーフェーサー処理や仕上げパテの処理は塗装の仕上がりを大きく左右する。この細かな作業を怠ると、見るも無残な仕上がりとなる!)
 その後、600番の耐水ペーパーで磨き乾燥させ、塗装を施す。
 塗装の仕切り部分は、ぼかし剤を使いミスト部に堺がでないように保護する。

板金

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 べクトラの輸入当初から車体後部に膨らみがあった。
 リアアクスル修復から弾みがつき、今回その膨らみの修理をする決断をした。
 ボディの膨らみは、FRPをグラインダーで切り落とす。
 ちなみに、アメリカのキャンピングカーは、パネル工法であり外側から、1mm程度のFRP、2mm程度のベニア板、5センチ程度の発泡スチロール、室内側化粧ベニア・・・となっている。
 今回は、その1mm程度の膨らんだFRPを切り落とした。
 その下のベニアも一部劣化が見られるため切り落とし、変性シリコンを塗る。
 本来、FRPのガラスマットを重ね貼りをすればベニアをはるかに上回る強度を確保できるが、ベニアを取り去った部分は発砲スチロールに直接貼ることになる。この場合、FRPの溶剤で発砲スチロールが溶けてしまうため、変性シリコンをその部分に塗る。
 その上からFRPを貼れば発砲スチロールを溶かすこともない。
 写真は、その修理過程。
 ケースにもよるが、キャンピングカーの車体の場合、割れを”パテ”で修理できるものではない。
 パテは、あくまでも自動車のわずかな”鉄板”のへこみを修復するものでFRPの割れを修復するもではない。FRP繊維入りと書いたパテも同様である。
 大きさや割れの度合いにもよるが、パテを使用するとかなりの確率で割れやヒビの原因となる。